女性歯科医師在籍で安心！マタニティ歯科
当院では、女性歯科医師や出産・子育てを経験した歯科衛生士が在籍し、妊娠期間中のあらゆる段階でサポートいたします。妊娠中はホルモンバランスや生活環境の変化により、口腔内トラブルが起こりやすく、早産や低体重児出産のリスクを引き起こす可能性があるため、マタニティ歯科での適切なケアが重要です。また、妊娠前からの予防も効果的で、「マイナス1歳からのむし歯予防」として、赤ちゃんの健康を守るための取り組みも推奨しています。
妊娠と歯周病の関係性
妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが増加し、歯周病菌が活性化しやすくなります。これにより、歯茎の腫れや出血が生じやすくなるほか、早産や流産のリスクが高まることも報告されています。妊娠中のケアには、日頃のブラッシングと歯科医院での定期的なメインテナンスが欠かせません。
妊娠期の歯科医院への受診・治療
妊娠初期:～15週
初期は胎児と母体の状態が不安定なため、治療はできるだけ控え、検診やブラッシング指導を行います。ただし、急性の痛みや炎症がある場合には適切な処置を行いますので、遠慮なくご相談ください。
中期:16〜27週
16〜27週目の安定期は、治療を受けるのに最も適した時期です。むし歯や歯周病の治療もこの期間中に行うことで、母子の安全を確保しながら進めます。治療中に体調が変化した場合はすぐにお知らせください。
妊娠後期:28週目～
お腹が大きくなる28週以降は、仰向けの姿勢で治療を受けることで血圧が低下するリスクがあるため、基本的に治療は避けます。産後は育児で忙しく、歯科治療の時間を確保することが難しいため、妊娠前に口腔内を整えておくことが理想的です。